Event report

2016.10.5

【Fusion360学生アンバサダー企画】日芸デザイン はじめての3dモデリング

FabCafe編集部

Fusion360 学生アンバサダー日芸チームの村上、豊田です。

※Autodesk Fusion360の学生アンバサダーについてはこちらをどうぞ!
 http://www.myautodesk.jp/JEFF/ambassador.html

2016年9月23日に日本大学芸術学部で開催されたモデリングワークショップの様子をお届けしたいと思います!

今回のワークショップは、一見難しいと思われがちな3DモデリングをFusion360を通して楽しく学んでもらうことです!そのためにイベントでは「共感」と「笑い」が起こることを意識して、どんな些細な事でも質問できるように雰囲気作りにこだわりました。

つまりは、今回の最大の目的は、3DCADへの”きっかけ”づくりです。(これでみんなが3DCADに興味を持ってもらえるとうれしいな・・・)


イベントは「モデリングがんばるぞ〜!」のかけ声でワークショップスタート!!!
まずはFusion360とはどんなソフトなのかを学びます。

まずはじめに、”モデリング脳”の話をしました。身の回りにあるプロダクトは、多くがプリミティブな形の集合体でできています、それをいかにシンプルな形状で捉えるかがモデリングでは重要になってきます。そこでまずは、モデリング脳を鍛える練習として私たちが普段から実践しているトレーニングをみなさんにもやっていただきました。クイズでは、目の前にあるプロダクトがどんな”かたち”から出来ているのかをクイズ形式にしてみんなに答えてもらいました。
  例えば、デジタルカメラであれば、直方体の本体に、円柱のレンズがくっついた”かたち”として捉えることができると思います。電車であれば、シンプルに直方体が連結した組み合わせてできていますよね。モデリング脳を鍛えるためには、このように形状をシンプルに捉え直してみることが重要です。そして、モデリングに慣れてくると身の回りのプロダクトがどんな形が組み合わさって出来ているかを頭で整理できるようになってきます。これを私たちはモデリング脳と呼んでいます。
 こういった視点を持ってプロダクトを観察しモデリングをしていくと、プロダクトそれぞれが持つ構造がどんなに奥深い設計がなされているのかを観察していくこともできると思います。モデリングって奥が深いですな・・・。

このようにイベントでは、私たちが一方的にしゃべるような講義ではなく参加者にもたくさん発言してもらいインタラクティブなワークショップになりました。


お昼休憩を挟んでいよいよ、Fusion360をつかってモデリングをしていきます!

よく使うコマンド、マウス操作、インターフェースの見方など、まずは基本的な操作を中心にレクチャーしていきました。実はFusion360を始めるときには、ここが一番覚えるのが難しいですし、教えるのも難しいポイントです。私たちもはじめてFusion360を触った時のことを思い出しました。


そもそも、私たちの大学では通常3年生にならないとモデリングソフトの授業がありません。そんな中でも参加してくれた1、2年生も興味津々でモデリングに挑戦してくれました。「早くモデリングを覚えて、自分のデザインしたプロダクトをモデリングしたい!」とみんな気合い十分です。



そして、今回のゴールは、植木鉢にクリスマスツリーを作ってレンダリングをすることにしました。みんな真剣にモデリングしてくれていました!
モデリングに慣れてもらうためにスケッチを描いて立体にするという作業を中心に行いました。スケッチを描いて押し出し、それを回転させてクリスマスツリーをモデリングしていきました。断面図を描いて、回転させて立体にしていくという単純な作業なのですが、少しずつカタチになっていくと嬉しいですよね。



みなさん、少しずつマウス操作にも慣れてた様子でサクサク教室が進みました。覚えが早くて私たちもびっくりです。


最後はみんなでレンダリングです。レンダリングするとみんなテンション上がりますね! Fusion360のレンダリングのクオリティにみんな素直に驚いていました。

ワークショップ終了後に記念撮影を行いました!本当にご参加ありがとうございました! 企画した私たちも楽しむ事のできた、とっても充実したワークショップでした。


おまけ このワークショップで使用した、基本操作一覧表ですが、FacebookのFusion360 student user グループで公開しています!
ぜひみなさんもダウンロードしてみてください~!
https://www.facebook.com/groups/299554687056910/

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