【Fusion360学生アンバサダー企画】Fusion360でポストカードをデザイン！ワークショップ レポート

こんにちは！ Fusion360学生アンバサダーの岡本です。2016年8月20日、3Dモデリング初心者の大学生向けに「Fusion360でポストカードをデザイン！」ワークショップを開催しました。

Fusion360を多くの人広めるために結成されたアンバサダーたちの初仕事となります。
※Autodesk Fusion360の学生アンバサダーについてはこちらをどうぞ！https://fabcafe.com/tokyo/blog/fusion360_usergroup1?lang=ja

今回のワークショップは、3Dモデリング初心者の大学生向けに、Fusion360に慣れてもらいつつ、ポストカードをデザインするという内容です。

Fusion360は、モデリングソフトの中でも直感的な動作でモデルをつくることができるので、初心者の方でも慣れて行きやすいソフトウェアです。どのような仕組みでモデリングが完成するのかを理解すると、その時点から自分の思い通りの形を作り出すことへのハードルが低くなっていきます。

会場はFabcafe Tokyo1階奥のスペースです。

台風が近づいている悪天候の日だったのにも関わらず、20名近いみなさん集まってくれました！
講師やサポートは我々学生アンバサダーが行います。
ファシリテーターとして中心になってくれたのは、日芸の村上かおちゃん。

今回配布させていただいたテキストも彼女が中心となってまとめてくれました。
その日学んだことがすべて凝縮されているので、家に帰ってから復習することもできます。

また、本日は心強い味方として、AutodeskFusion 360エバンジェリストの藤村祐爾さんがアドバイザーとしてサポートに来てくれました。

私たちも数ヶ月前にFusion360に触れはじめたばかりなので、見たことのないエラーと出会うと、必ずしも対策ができるわけではありません。
そんな事態になったときに、藤村さんが解決方法を伝授してくれます。

藤村さんはお茶目な口調で場を和ませてくれるので、全員が分からないことを質問できる空気が自然と生まれて、良い雰囲気の中ぐんぐんスキルアップできていました。

最初はFusion360の簡単な操作方法や基本動作を一緒に進めていきます。

3Dモデリングとはそもそも何なのかというところから、モデリングソフトの違い、マウスの使い方まで。

2つのスクリーンを使って、テキストを映し出しつつ、Fusion360の画面を出すことで、リアルタイムでFusion360の動かし方を確認することができるようにしています。

みなさんとても真剣です。大体使い方がわかってきたら、今回のメインである「スカルプト機能」のレクチャーに移っていきます。

スカルプト機能とは、粘土のようにモデルを形成できる機能のことをいいます。
粘土をこねるように自由に形を作ってもらうことで、遊びながらFusion360に慣れてもらえることを目標にしています。

みなさんおもしろい形を作っています。
次に、ポストカードにモデルをかっこよく配置するために、「レンダリング機能」を使います。レンダリング機能とは、モデルの表面にテクスチャーを貼り付けたり、光の当て方を変化させたりすることで、モデルを見た目をイメージ通りに仕上げていく機能のことをいいます。

Fusion360にはもともと様々な種類のテクスチャーが入っているので、とっても簡単に、遊びながら色をつけるだけでも、ものすごくかっこよくモデルを見せる事ができてしまいます！

最後に、レンダリングし終わったモデルをpngデータで読み込み、それぞれAdobeのイラストレーターなどで加工します。

印刷すると、ポストカードは完成です！

最後は，全員のポストカードを並べて、エバンジェリスト藤村さんに講評をいただきました。

最後まで和気あいあい。

今回は、3Dデータを三次元で扱うだけでなく、二次元にかっこよく落とし込んで使う方法も学ぶことが出来ました。このスキルをつかって、応用としてポスターのデザインなどでも、より立体的な表現ができるようになるのではないでしょうか。

アンバサダーの私たちとしては、参加者の皆さんと近い距離でアドバイスをさせてもらうことで、教えることでそれぞれ学びが深まるなど、私たちにとってもスキルアップにつながることがいっぱいありました。

ワークショップ大成功です！
ご参加していただいたみなさま、ありがとうございました！！

次回のアンバサダー企画もお楽しみに！