FabCafe Tokyoから、レザーカードケースのキットが誕生しました。
「旅するカードケースキット」は、レーザーカッターとUVプリント、そしてほんのすこしの手しごとで、オリジナルプリントのカードケースがつくれるレザーキットです。自分用に、そして大切な人へのプレゼントに…「世界にひとつだけのカードケース」をつくってみませんか?
さらに、カードケースをつくった人・つくりたい人が、互いにデザインデータをシェアできる仕掛けも用意しています!
1枚革からつくる、オリジナルプリントのカードケース
ケースのつくりかたは、1枚の革を縫い合わせるだけ。だれでもつくれるように、そして長く愛着をもって使えるように。シンプルなデザインにたくさんの工夫とこだわりが詰まっています。留め具(ギボシ)もいい感じでしょう?
UVプリンターを使って、カードケース全面にプリントができます。
総柄にするもよし、あえてワンポイントにするもよし。思い切って、iPadで即興的に描いてみるのもアリです。
革との出会いをたのしんで
キットに使われる革は、デザインを手がけたものづくりユニット・KULUSKA(クルスカ)さん自らが状態のいいものを選定しているため、そのときどきの仕入れによって色が変わります。また、手縫い用の2色の縫い糸は、KULUSKAさんが革の色にあわせてコーディネート。ぜひ店頭で迷いながら選んでください!
大人から子どもまで「じっくり」つくれます
革をレーザーでカットするところから、針と糸でじっくり仕上げるまでを体験できます。誰でも簡単に、本格的な革小物がつくれるように工夫しました。ぶきっちょさんやレザークラフトが初めての方も、ご安心を。
*お急ぎの方向けに、レーザーカット済みのキットも用意しています
ご予約〜制作までの流れ
・価格: UVプリント込み 7,800円 / カットのみ 6,000円(税抜)
・キット内容:
革 1枚、針 2本、糸 2色、ギボシ 1個
*当日ご来店で加工できるDrop-inも利用可能ですが、事前のご予約がおすすめです。
*価格にUVプリント、レーザーカットのサービス代金を含みます。
*別売りで革のお手入れセットもご用意しています。店頭スタッフにおたずねください。
・制作時間(目安):約45分(デザイン作業時間を除く)
デザインした人:KULUSKA(藤本直紀・藤本あや)
鎌倉を拠点に活動している”ものづくりユニット”のKULUSKAさん。藤本直紀さんは服飾デザイナーで革職人(左)。藤本あやさんはグラフィックデザイナー(右)。
ふたりはレーザーカッターと手縫いでつくるレザースリッパの展開図を、だれでも一定の条件のもとでデザインを複製・改変できる「オープンデザイン」として公開。これをきっかけに、世界各国のクリエイターやものづくり拠点から「会いたい!」「ぜひ一緒にワークショップをやろう!」とたくさんのラブコールを受け、国内外を旅しながら活動することになりました。
もっとくわしく:
「旅するカードケース」とオープンデザイン
ひとつのデザインの「型」に、人々がクリエイションを掛けあわせて世界中でユニークなカードケースが生まれたら、きっとおもしろいのではないか?
そこで私たちは、みんながつくったカードケースのデザインデータをWeb上でシェア&アーカイブできる仕組みをつくりました。これは、カードケースをデザインしたKULUSKAさんの「旅するデザイン OPEN DESIGN PROJECT」の取り組みとのコラボレーションでもあります。
あなたがつくったカードケースのデザインをシェアしたら、だれかが受け取ることで海を越えてデザインが旅をするかもしれません!
Fabマシンあり、手仕事あり、さらにオープンデザインも体験できる。ものをつくるおもしろさと工夫をたくさん詰めこんだ、こだわりのカードケースキットです。ぜひお店で体験してみてください。