近い将来、バイオテクノロジー・バイオサイエンスは日進月歩で進歩しており、私たちの生命観やライフスタイルにも大きな影響を及ぼすと考えられています。従来からバイオテクノロジーとの関係性が深かった医療・創薬、農業(遺伝子組換えや品種改良など)、素材開発などに加え、食と地方創生、ファッション、アートなど、幅広い領域にも可能性が広がってきています。
DNAや生物の情報を塩基配列としてデジタル化し、再び出力することの実用化、またその技術的可能性や、それらの技術開発を牽引するコミュニティの成長プロセスは、デジタルファブリケーションが描いてきた軌跡と近しいといえます。実際、世界ではFabLabネットワークが主体となりバイオラボを開設するケースが増えています。
このような中で、FabCafe MTRLでは多彩な領域のプロフェッショナルが集まりバイオテクノロジー領域における新しい価値創造の可能性を追求していく実践型の実験的なプロジェクトを開始しました。
デジタルファブリケーションと文化の融合に取り組んできたFabCafe TOKYO/FabCafe MTRLを拠点にバイオテクノロジーの可能性について考えます。
具体的には、下記の2点の取り組みを行います。
【Bio Club Meetup】
月に1回程度のMeetupイベント。多様な参加者とバイオテクノロジーの可能性についてディスカッションするのイベントです。
【BioHack Academy】
バイオハックアカデミー(BHA)はアムステルダムに拠点を構えるWaag Societyの Pieter van Boheemenによって運営されている、FABによってバイオラボを設立するプログラムです。今回で3回目の開催となり、BHA3として世界各国で実施します。 最終的には、バイオ/アート/デザイン/ハックのコミュニティを集め、バイオクラブに必要な基本的なマシーンとハードウェアを制作することを目的としています。https://biohackacademy.github.io/
Open Bio Initiative “Bio Club” Project Charter(どなたでも閲覧可能です。)
https://docs.google.com/document/d/12dDAW1QSvbqfS2BrWf8v6qjtskxhOWEjIeVK6Gc1CqM/edit#
Web Site http://www.bioclub.org/
Facebookグループ https://www.facebook.com/bioclubshibuya/
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FabCafe編集部
FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。
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