Column

2024.7.16

本当の意味での心地よさを追求したマーケットとは?5月に開催したHidakumarket vol.2 レポート

伊藤 優子

FabCafe Hida/Hidakuma 森のコミュニケーター

ライフスタイルを彩るもの・ことを介して、子どもから大人までの多様な人々がつながることで、新たな循環やものづくりが生まれる場を目指した「Hidakumarket」。5月に、第二回目を開催しました。当日は、晴天に恵まれ飛騨でも各地でイベントが目白押しの中、12組の出店者が集結し、地域内外から100名以上が来場し、買い物や食事を楽しみました。今回は、第一回目に引き続き、私たちスタッフのおすすめのお店が出店してくれたり、ヒダクマメンバーによるワークショップや、夜は映画上映と盛り沢山の内容で開催しました。この記事では、当日の様子をたくさんの写真とともにお届けします。
「Hidakumarket」は今後不定期で季節やテーマに合わせた企画を実施します。次回は8月11日(日)の山の日に開催予定です。詳しくは後日、FabCafe HidaのWebやSNSで公開しますのでチェックしてくださいね。

※3月23日に開催したHidakumarketのレポートはこちら

  • 【イベント概要】
    ■日時:2024年5月26日(日)10:00-16:00
    ■場所:FabCafe Hida
    ■出店者:
       
  • KOIVU「インテリア小物のアウトレット品」
  • 木村工芸所「国産広葉樹を使用した木の匙」
  • noix(ノワ)「オリジナル商品の森ノ茶-クロモジほうじ茶などの物販と森の香りをつくる蒸留体験」
  • TAIYO COFFEE ROASTERS & HORO JIRUSHI「ドリップコーヒーとコーヒー豆と、焼き菓子の販売。」
  • tabibito「定番人気のチーズとナッツの燻製」
  • 魔女Risa Oracle「カードリーディングを用いての占い」
  • craft kombucha |日常「kombuchaの物販」
  • 出張喫茶yamamoku「珈琲」
  • MOTHER’S HOUSE「ベーグル、その他焼き菓子」
  • ヒダクマさや「草木たたき染めワークショップ」


<夜の部🌟特別同時開催>
ヒメシャラ映劇「ブンミおじさんの森」with noix(ノワ)の森の蒸留
〜森がテーマの映画を森の香りとともに〜

上映時間:19:30 – 21:30
Open / Close(18:30 / 22:00)

昨年、FabCafe Hidaの中庭で森の茶室を開催してくれたり、これまでもヒダクマと関わりの深いnoixさんが愛知県から駆けつけてくれました。

夜の映画上映で、香りの演出も担当してくれたnoixさんは、あちらこちらでヒダクマのファンと公言してくれています。写真は、映画上映時に蒸留するケヤキをヒダクマ松本がnoixさんに渡して喜んでいる様子。

木村工芸所さんは、実演販売してくださいました。この日が初お披露目の新作も並び、足を止めて見入るお客さまもたくさんいらっしゃいました。職人さんの実際の手仕事を見れる機会はあまりないので、貴重な光景でした。

マザーさんのベーグルやマフィンは、まとめ買いされる方がいるほど人気。今回は、可愛いくて食べるのが勿体無い、くまのマフィンも作ってくださいました。

長野から来たと言うお客様も、早速ソファ席でくつろぎながらマフィンを美味しそうに召し上がられました。いい笑顔です。

出張喫茶yamamokuさんは、三重を拠点に、様々な場所に出向き「食と身体、交流を考える」をテーマに掲げながら、コミュニティ作りも精力的に活動しています。

南飛騨の萩原から出店してくださった、TAIYO COFFEE ROASTERSさんと、息子さんの HORO JIRUSHIさんは、飛騨古川にゆかりがあるとのことで、この出店を楽しみにしてくださっていました。焙煎からこだわって作っている、美味しいスペシャルティコーヒーと、相性抜群の息子さんのパッケージも可愛い種類豊富な美味しいお菓子。

以前から、飛騨でゴミゼロウェイストの活動を精力的にされていたthinkさんは、数日後に、実店舗のオープンを控えた日用品やfoodの量り売りのお店。私も、お気に入りのステンレスのお弁当箱を持って量り売りのお菓子を購入しました。こういう光景がもっと広がればいいなと、とても微笑ましい気持ちになりました。

飛騨で育った木を使用し、さまざまな食材を燻して美味しい燻製商品を数多く取り揃えられているTABIBITOさん。ヒダクマメンバーもTABIBITOさんの燻製のファンで、おつまみにも、おやつにもたくさん購入してました。

日常kombuchaさんの出店は、「ぜひ、ヒダクマーケットに呼んでほしい!」と、ヒダクマがお世話になっている方からのおすすめで決まりました。今回初めてお声がけしたところ、快く承諾してくださり、こういったご縁や、町の方の声がとても嬉しくヒダクマーケットを初めてよかったなと思うことのひとつでした。コンブチャのことを知らないスタッフもお客さんもその奥深さに興味津々で話に聞き入っている様子がみられました。体によくて美味しいなんて最高です!

飛騨高山の木工作家のKOIVUさんは、アウトレット品を多数取り揃えて出店してくださいました。海外の観光客の方も、その木工の技術に感動されている様子。

ヒダクマの森のプランナー江上は、前回に引き続きfabマシンを活用し自作した小物たちを出品。大学でfabマシンを活用していたことから、普段からヒダクマの製作や自身のものづくりでマシンを活用しています。前回よりも商品の数も増え接客も慣れていてすごい!

魔女Risa Oracleさんは、Fabディレクター堀之内とコラボ出店。レーザーカッターも活用しながら、ゆったりと占いをされている様子がとてもよかったです。レーザーカッターも初めて使われる方が多く、みなさん楽しんで参加されていました。古川出身の彼女たちのこれからの活躍が楽しみです。

前回も来てくれた、常連キッズたちもいろんなお店を見て回ったり、楽しそうに過ごしてました。

ヒダクマのさやは、中庭やまちにある草花で簡単にオリジナルの巾着ができる「たたき染め」のワークショップで出店しました。「もっとやりたい」「家でもできそう!」などと楽しそうに子どもから大人まで、みなさん夢中になっていました。

ヒメシャラ映劇さん主催。noixさんの森の香りと共に、大スクリーンで森の映画を愉しむ夜をFabCafe Hidaで。

圧巻の大スクリーンが、FabCafe Hidaの広々空間に出現。まさにこの空間を生かした、特別な時間をヒメシャラさんが素敵に演出してくださいました。始まる前からワクワクが止まりません。ヒメシャラ映劇のメンバーのひとりであるヒダクマ製作チームの黒田も、スクリーン設置からリハーサルまで丁寧に行い、映画を観るお客さんのために細部まで追求し、最高の空間を作り上げました。

映画上映には、顔馴染みの方から、FabCafe Hidaに初めて来てくれた方までたくさんの方がお越しくださり、昼とはまた違った雰囲気で上映前から賑やかな様子でした。noixさんが玄関に設置した蒸留ブースも映画のストーリーに合う素敵な演出で、ケヤキの渋く湿りけのあるちょっとスパイシーな香りがより、ムードを高めました。

喫茶yamamokuさんは、日中の出店から引き続き映画上映時にも丁寧に淹れた珈琲などのドリンクを提供してくださいました。「夜の映画で美味しい珈琲が飲める幸せ〜」など、お客さまも喜ばれました。

この光景をこの場所の記憶として次世代へと繋げていく

今回は、5月の気持ちのいい気候も相まって、出店者もヒダクマメンバーも来場者も思い思いにリラックスして楽しまれている様子が見られました。「いろんな場所で出店してきたけど、こんなに自分らしくいられるのは初めてでした。」「出店続きで体力消耗してたから畳のある座敷で嬉しい」といったお声を出店者からいただきました。

FabCafe Hidaの空間の居心地の良さは、働く私たちが一番知っていたことだけど、出店したり休日に遊びにきたヒダクマメンバーや、ゆったりくつろぎながらお客さんと交流する出店者のみなさんを見てより一層そう感じるのは、このFabCafe Hidaの場所の力だと改めて感じました。

森を起点にFabCafe Hidaで活動しているヒダクマは、自らもっと、町にも寄り添うことで、この場所で生まれるコミュニティを子どもから大人までたくさんの方と交流しながら一緒に育んでいけるだろうと思います。、そこで生まれる新しい発想や出会いとともに、このまちの一部として、この光景をこの場所の記憶として次世代へと繋げていくことができたらと思いました。

大切なのは、「また来たい」とお客さんにも出店してくれる方にも思ってもらえる、環境を日々つくり、整えておく。そして、ゆるやかに、更新し続けること。やり続けること、この場所にい続けること。つくり手の想いや、その存在自体を伝え繋げる。関わってくださったみなさんのおかげで、そんな風に、発展していくマーケットにこれからもしたいと思います。

 

おまけ

Hidakumarketの開催前日はヒダクマの9周年記念日でした。そんな翌日に開催されたHidakumarketにお客さんとして参加した、ヒダクマ代表の松本は、「日曜日は出展者やお客様が誕生日会をしてくれたようでした。」と嬉しい感想。

来年の10周年記念日もこんな景色を見たいなと思うのでした。

次回予告

第三回目となる次回は、初夏の太陽がギラギラと眩しい8月11日(日)に開催します!
詳細は、近日お知らせします。お楽しみに。

Author

  • 伊藤 優子

    FabCafe Hida/Hidakuma 森のコミュニケーター

    1986年生まれ。東濃ヒノキの産地・加子母出身。インテリア科の高校・専門学校卒業後、下呂温泉の仲居として9年間働く。2017年にFabCafe Hidaにジョインし、飛騨のまちで永く愛されるお店づくりをモットーに、cafeでのメニュー開発やイベント企画運営・宿泊を担当。定番メニューのカヌレなどを考案。地元の針葉樹の森と飛騨の広葉樹の森を繋げる架け橋になるのが夢。朝が好き。

    1986年生まれ。東濃ヒノキの産地・加子母出身。インテリア科の高校・専門学校卒業後、下呂温泉の仲居として9年間働く。2017年にFabCafe Hidaにジョインし、飛騨のまちで永く愛されるお店づくりをモットーに、cafeでのメニュー開発やイベント企画運営・宿泊を担当。定番メニューのカヌレなどを考案。地元の針葉樹の森と飛騨の広葉樹の森を繋げる架け橋になるのが夢。朝が好き。

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