Interview
2023.10.2
東 芽以子 / Meiko Higashi
FabCafe Nagoya PR
ゴミを細かく分別したり、マイバッグやマイボトルを携帯するなど、資源の無駄遣いを減らそうという市民レベルでの意識が高まる昨今。2021年度の国内のごみ総排出量は4,095万トン(東京ドーム約110杯分)で、排出量が4,500万トン以上あった2012年以降、毎年減少傾向だという報告(出典:環境省)がある一方で、性質上、数百年も分解されず、回収されなければ海に浮遊・堆積し続ける海洋プラスチック問題が深刻化しています。
陸上とは異なり、管理しづらい世界の海には、毎年 1,100 万トンのプラスチックが流入し続けている(出典:国連)状況の中、株式会社REMAREは、三重・鳥羽市の沿岸地域を拠点に海洋プラスチックを回収し、マテリアルやプロダクトに生まれ変わらせて、地域に再循環させようと取り組んでいます。
“ゴミ”をできるだけつくらず資源を循環させる「サーキュラーエコノミー(循環型経済・社会)」を実現するためのコンソーシアム「crQlr」。その取り組みの一つとしてFabCafe Nagoyaの代表 矢橋がイノベーターと循環型の未来を描く対談連載「crQlr dialogue 1 on 1」第4回目は、株式会社REMAREの代表 間瀬 雅介さんを訪ね、事業の構想から今後の展開までお話を伺いました。
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REMARE 間瀬 雅介さんとFabCafe Nagoya 矢橋
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間瀬さんが改造を加えたプレス機
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廃棄された消火栓をリサイクルした制御機材
元航海士が描く、新しい循環
伊勢湾にほど近い、三重・鳥羽市にあるREMAREの工場。その日獲れた海産物をすぐに運び込める地の利から、元は鉄工所だったこの場所で、間瀬さんは日々、地域から集まる海洋プラスチックに新しい命を吹き込んでいます。この日、工場を案内してもらうと、まず目に付いたのは、海洋プラスチックを板材に加工するプレス機をはじめ、機材のほとんどが“手づくり”だということ。工業用のプレス機を改造したものであったり、その制御装置は、廃棄される予定だった消火栓からつくられていました。実は、間瀬さんは元航海士。船舶の操縦方法のみならず、気象、救命、通信など、様々な知識を習得してきた中、特に機械・電気工作の技術に長けていた間瀬さんにとって、既に世にある機械を自身の事業にフィットする形に“カスタマイズ”することで、最速かつ低コストで事業化を進めてきました。
そもそも、間瀬さんが海に漂うプラスチックの“島”を目の当たりにしたのは、2017年に、生物調査のため航海士としてフィリピン海を航行していていた時のこと。対談では、まず、その当時のお話から、間瀬さんが地域に根ざした新しい循環を描くに至った経緯について伺いました。
“遊び道具”から“マテリアルリサイクル”へ
矢橋)目の前が伊勢湾、魚市場が隣にある環境で、間瀬さんが海洋プラスチックをリサイクルしている様子は、まさに、サーキュラーエコノミー(循環型経済・社会)が描く、地域の生活に根ざした資源の循環の輪を具現化した形ですね。新しい時代がすでに始まっている、そんなふうに感じました。まずは、事業がどのようにスタートしたのか聞かせてください。
間瀬)僕は元航海士で、1年のうち7ヶ月は船の中で暮らす生活をしていました。「海で生きる」というのはサステナブルの縮図のようなものなんです。エネルギーを効率よく利用するために排気ガスでお湯を沸かしたり、何をするにも船内にあるもので全てをまかなわないといけない。自由時間には、船の中にある鉄などを溶接したりして過ごしていました。そしてある時、フィリピン海で、ものすごい光景を目にしたんです。だんだんゴミが増えてきて、浮遊物の塊が広範囲に広がってきて…それが、海洋プラスチックだとわかりました。はまさに“島”のようでしたね。流木やプラスチック漁具、ペットボトル、バケツ、発泡スチロールなんかが浮遊していたんですが、その時の僕には、それらが“遊び道具”にしか見えませんでした(笑)。鉄よりプラスチックの方が溶けやすいし、いろんな形にデザインできる。最強の素材に見えたんです。なので、最初は環境問題として捉えたわけでなく、単純にものづくりの素材として何ができるかという“エンタメ”の領域で捉えていました。
矢橋)捉え方がポジティブ(笑)!ネット環境がなくて、モノしかない船内で7ヶ月過ごすという極限状態にあると、そういう発想になるんですね!そこからどう事業に結びつけていったんですか?
間瀬)航海から戻った後は、大阪にアトリエをつくってしばらく海洋プラスティックを素材にアート作品をつくっていました。でも、素材を集めるためにビーチクリーンを企画する中で、回収されたプラスチックの多くが結局焼却されてCO2を排出しているという事実に疑問を持ったんです。
矢橋)日本では、プラスチックは回収後サーマルリサイクルされていて、それ自体のメリットはあるものの、世界的にはリサイクルと認められていないという課題もありますよね。
間瀬)そうなんです。中でも、海洋プラスチック問題を突き詰めていくと、それらが複合素材だということが一番の問題だと思ったんです。海から回収した段階で、PE(ポリエチレン)やPP(ポロプロピレン)など、いろんな材質のものが集まる。これを細かく分別するのは難しいので、結局、埋め立てたり焼却して熱利用する方が早い、となってします。これを解決しようと思い、2021年にREMAREを立ち上げ、廃棄物を新たな製品や原料にする“マテリアルリサイクル”に乗り出しました。
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伊勢湾沿岸から回収されたブイ
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牡蠣養殖の緩衝材などといった廃棄漁具
複合材を板材に、小ロットにも対応
間瀬)まず、海洋プラスチックを回収しやすい環境を整えることができた鳥羽市に根を張り、素材の調達から成形まで一貫して行えるプラントを設計しました。これまで、プラスチックの成形方法は射出成形が主で、色々な材質の複合材を一気に加工できないという問題点があったので、REMAREでは、機材を手づくりしてプレス成形ができるようにしました。こうすることで、大きなコストをかけず、複合材である海洋プラスチックを板材に変えて再流通させることができるし、それを原料にプロダクトも生産できる新しい流れをつくることができました。日本に特化すると、海洋プラスチックの6割は漁具なんですよね。だから、地域の漁村にプラントを構えることで、輸送コストをかけず海洋プラスチックを回収できる。加えて最近は、この地域の宿泊施設から出るプラスチックゴミを回収して、ゴミ袋ごとマテリアルサイクルし、新たに再生プラスチック製のゴミ袋にして返却する計画も立てています。
矢橋)地域で出たゴミを回収してリサイクルし、その地域で再循環させる仕組みは、まさにサーキュラーエコノミーが描く循環です。海洋プラスチックや、大手が取り組むリサイクルのバリューチェーンに組み込みづらい、小口の廃棄プラスチックを受け入れる窓口としてビジネスになるという構想ですね。
間瀬)まさにそれです。REMAREは、複合材、かつ、小ロットの海洋プラ、廃プラに対応できます。出口としての板材、もしくは特定のプロダクト受注も、100個や、200個の少ない個数からつくることができる。“TO C”に合わせた対応ができるのが強みです。ブイや牡蠣養殖で使う緩衝材などを回収したり、最近では他県のスキー場から「モデルチェンジ後に不要になったスキーブーツを買い取って欲しい」という依頼にも対応しました。
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PP素材の“旗”をペレット状にした原料
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板材をつくるためプレス機にペレットを仕込む様子
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海洋プラスチックからできたペンやペン立て
矢橋)REMAREの板材は、色合いが実にユニークですよね。マーブル模様も風合いが一つ一つ違っていて意匠性も高い。どうやって製造しているんですか?
間瀬)とてもシンプルです。海洋プラスチックや廃棄プラスチックをペレット状に粉砕して、プレス機を使い、200度前後で溶かして固めています。ペレットの粉砕加減や色の配置でデザインが変えられるので、その加減は手探りで色々試しています。板材は180㎝×90㎝で、テーブルとして加工したり、ペンや時計などの小物として販売もしています。
「お前はどこの誰?」半年酒を飲み交わして得た信頼
矢橋)間瀬さんは、今でこそ、鳥羽に根を張っていらっしゃいますが、ローカルな漁村に移住して事業を展開するのは容易ではなかったのではないでしょうか。
間瀬)そうですね(笑)。そもそも、廃棄する漁具を回収したり海の側に工場をつくるには漁師の許可がいるので、事業について理解してくれる人の協力が必要でした。でも、アトリエを構えようと和歌山の漁師に漁具を使わせて欲しいと頼んだら「お前はどこの誰だ?」と面と向かって拒絶されて(笑)。プラントに最適な場所を探す中でたどり着いたのが鳥羽市だったんですが、最初は誰からも理解されなかったです。だから、まずは地場産業である牡蠣養殖の職に就きました。漁師と向き合う中で、彼らの大変さもわからないで素材だけ扱うということはしたくなかったんです。漁具を水平リサイクルするというビジネスもありますが、漁具から漁具をつくる時、販売して50円の利益を得るとすると、その50円分を負担するのは漁師サイドなんですよね。販売する側は利益が上がるかもしれないですが、経済を回すことで収支の変化が激しいのは第一次産業の前線で戦う人たちなんです。その人たちにリスクを負わせて、なぜ、自分だけが儲かればいいという発想になるのか。きっと漁師の大変さがわからないからなのでは…と思ったんです。体力的に厳しい現場だということとか、潮の影響で機械が壊れやすいからIC化できなくて、だからこそ長年の経験がある方々の知識が貴重だったりだとか。そういうことを理解せずに「廃棄漁具のマテリアルリサイクルが海洋プラスチックのソリューションだ」と言い倒すようなことをしたくなかったんです。
矢橋)人間関係はどこでも必要だし、ローカルなエリアとなれば尚更ですよね。
間瀬)仲良くなるために、半年間、漁師と飲み続けたり(笑)。がむしゃらにアタックするしか方法はない。新規開拓をやっている感覚でした。
起業家のメンタリティとは…
矢橋)生半可なメンタリティでは成し遂げられないですね。
間瀬)大義があっても“よそ者”が漁村に入っていくことって本当に難しい。事業構想があってもそれを実現する倉庫さえ借りられず、心が折れて諦めかけた時もありました。でも、どうしようか…と考えていた時に、その後、協力者となる方と出会うチャンスが突然巡ってきて。プレゼンしたら「面白いから一回おいで」と言ってもらえたんです。その人の知人が所有する工場を見学させてもらい「ここでやりたい」と相談したら「いいよ」とすんなり返事をもらえた。今思うと、その方がまさに地域のキーマンだったんです。実は、元を辿ると、2020年9月のFabCafe Nagoyaのオープンイベントで、知人からあるイベントに誘われたことがきっかけで。そのイベントでキーマンと知り合うことができたんですよ。漁師に信頼を得ることももちろん必要だけど、その地域におけるキーマンと関係性を構築することができたことも大きいと思います。
矢橋)FabCafeのイベントがきっかけになったとは驚きです!確かに、正しい人と結びつかないと進んでいかないことってありますよね。振り返ると点と点を繋いでいけるけど、そうするために計算して動いているわけでない。私の持論なんですけど、そういう波を引き寄せられる人は、単なる運ではなくて、キーマンに自身を知ってもらう努力を自然としていたり、たくさんの人の中で記憶に残る能力があるというか、人を動かす魅力を持っているんだと思うんです。面倒くさがらずに動くことも重要。そういう人がチャンスを掴むんだろうな、と。面倒くさがらずに“無駄打ち”を承知でも行動してみるという姿勢が大きな差を生んでいる気がします。
間瀬)単細胞なのが逆にいいのかも。(かつて)夢を叶えるために25万人から2万円の資金を集めようと考えたり、会いたい人がいたら、とりあえず“ピンポン”してみようかな、みたいな(笑)。
ケミカルリサイクルと資本主義の再定義
矢橋)今後についてはどんな展開を考えていますか?
間瀬)廃棄漁具をエネルギーに変える“ケミカルリサイクル”ができたらいいなと思っています。漁師は海洋環境の変動から漁獲高が下がって困っているので、廃棄漁具を油化してエネルギーに変えることができたら別のキャッシュポイントがつくれる。そして、海運業界もサステナブルなエネルギーに貢献しようとそれを買い取る方向に動くだろうから、業界同士の結びつきも強まる。そして、廃棄漁具もなくなるし、良いことづくしです。そのために、現在、志摩市や東北大学などがメンバーとして集まるプロジェクトに参加しています。産業に落とし込むために研究を加速させたいので、今の事業をより発展させて利益を投資していきたいです。
矢橋)間瀬さんにとって、理想の未来図はありますか?
間瀬)資本主義が再定義されたらいいなと思います。それぞれが何に必要性を感じるかという人間の意志で経済が回るといいなと。資本の有無による格差をフラットにするために、物流をフラットにして、物流にエネルギーコストがかからないインフラをつくる。エネルギー循環、エネルギー自給率を地球の全てのエリアで100%にすることができたら、資本主義は壊れると思っているので、そうできたら面白いなと思っています。その意味でも、ケミカルリサイクルを実現してエネルギー自給率アップに貢献することは重要だと思っています。
矢橋)僕が捉えている資本主義は“拡大再生産”。資本を伸ばしたら勝ちというゲームだから、お金を儲けるということが目的となってしまう。間瀬さんのような考えで、ルールを変えていかないといけないですね。あるエリアの中でモノや人が循環できる構造をつくることがルールを変えることに近いと僕も思っています。FabCafe Nagoyaはものづくりできる空間であることから始まっていますが、今、農業やサーキュラーエコノミーに向き合い始めたのは、Fabというコンセプトが元来持っている思想である地産地消を東海エリアで体現していきたいと考えたからで、そういう意味でもこのテーマに取り組むのは必然なのかなと思います。間瀬さんの事業と文化的に近いと感じていますので、今後も引き続き、未来についてディスカッションしたり、情報共有していきたいですね。
間瀬)そうですね。一つ提案してもいいですか?FabCafe Nagoyaでヨットに乗りたい人を募集したいです。参加してくれる仲間と「海の上でマテリアルについて考えてみよう!」みたいな。デジタルツールでない何かを一つだけ持ち込んで(笑)。
矢橋)価値観が変わっていいアイディアが生まれそうですね。是非、企画しましょう!
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間瀬雅介
海洋プラスチックアーティスト
元航海士&機関士。航行歴:日本沿岸〜南極海 人生の理念は「地球の7割 (=海) を遊び場に変える」。 航海士時代、フィリピン海に浮かぶ大量の海洋ゴミを見て、 「人工物を地球上にどのように存在させ、循環させればよいのか?」という問いを抱く。 一度海に出たプラスチックを、すべて回収するのは難しい。 それでも、生活の中で必要不可欠なプラスチックを 産業構造の変革で新たな素材として循環させるべく 株式会社REMARE創業。
元航海士&機関士。航行歴:日本沿岸〜南極海 人生の理念は「地球の7割 (=海) を遊び場に変える」。 航海士時代、フィリピン海に浮かぶ大量の海洋ゴミを見て、 「人工物を地球上にどのように存在させ、循環させればよいのか?」という問いを抱く。 一度海に出たプラスチックを、すべて回収するのは難しい。 それでも、生活の中で必要不可欠なプラスチックを 産業構造の変革で新たな素材として循環させるべく 株式会社REMARE創業。
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FabCafe Nagoya
ものづくりカフェ&クリエイティブコミュニティ
デジタルファブリケーションマシンと制作スペースを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。
カフェという”共創の場”でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題の解決を目指すプロジェクトや、手を動かし楽しみながら実践するクリエイティブ・プログラムなどを実施。
店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。デジタルファブリケーションマシンと制作スペースを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。
カフェという”共創の場”でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題の解決を目指すプロジェクトや、手を動かし楽しみながら実践するクリエイティブ・プログラムなどを実施。
店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。
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矢橋 友宏 / Tomohiro Yabashi
FabCafe Nagoya 代表取締役
株式会社ロフトワーク 顧問岐阜県大垣市出身。1989年名古屋工業大学を卒業し、株式会社リクルート入社。通信事業や新規事業開発に従事。2006年ロフトワークに合流、取締役としてマーケティング・プロデュース部門の立ち上げ。プロジェクト管理、人事、労務、経理など経営システムの基盤構築・運用を指揮したのち、2023年より顧問に就任。
これまでの経験を東海エリアでも活かしたいと、2020年、ロフトワークとOKB総研(本社 岐阜県)との合弁で株式会社FabCafe Nagoyaを立ち上げ、代表取締役に就任。東海エリアにおけるデザイン経営の浸透と循環型経済(サーキュラーエコノミー)の社会実装をテーマに、製造業をはじめとした企業へのプロジェクト提案、コミュニティラボの立上げ・運営に奔走している。
これまでの活動・登壇岐阜県大垣市出身。1989年名古屋工業大学を卒業し、株式会社リクルート入社。通信事業や新規事業開発に従事。2006年ロフトワークに合流、取締役としてマーケティング・プロデュース部門の立ち上げ。プロジェクト管理、人事、労務、経理など経営システムの基盤構築・運用を指揮したのち、2023年より顧問に就任。
これまでの経験を東海エリアでも活かしたいと、2020年、ロフトワークとOKB総研(本社 岐阜県)との合弁で株式会社FabCafe Nagoyaを立ち上げ、代表取締役に就任。東海エリアにおけるデザイン経営の浸透と循環型経済(サーキュラーエコノミー)の社会実装をテーマに、製造業をはじめとした企業へのプロジェクト提案、コミュニティラボの立上げ・運営に奔走している。
これまでの活動・登壇
crQlr
FabCafe Global と株式会社ロフトワークが2021年8月にスタートさせた”crQlr(サーキュラー)”は、循環型経済に必要な「サーキュラー・デザイン」を考えるコンソーシアム。
循環型経済を実現する「未来の作り手」に必要なクリエイティビティとビジョンを創造し、共有することを目指しています。環境負荷の低いサービスやプロダクト、生産プロセスを実現し、多くの人々の共感を得るためには、売上などの見かけの数値目標の達成だけでなく、アートやデザインを採り入れた社会的なクリエイティビティ、そして未来へのビジョンの提示が必要であると我々は考えます。
循環型経済をデザインする
グローバル・アワード
crQlr Awards 2023
crQlr Awards(サーキュラー・アワード)は、循環型経済の実現に欠かせない「サーキュラー・デザイン」を実践するには、既存の産業における実践的なノウハウだけでなく、国内外の事例に触れて視野を広げ、起業家やアーティストなど幅広い分野のクリエイティビティを活用する総合力が必要という思いのもと、その方法のひとつとして、2021年にスタートしたアワードです。
いままさに未来を作り出している国内外のクリエイターやプロフェッショナルを審査員に迎え、新たな世界の設計図を称賛し、その実現を模索します。私たちは、未来をつくるすべての人からのアイデアを募集しています!
募集期間:2023/9/19(火) – 2023/11/10(金)
応募方法:下記リンクへアクセスしてください
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東 芽以子 / Meiko Higashi
FabCafe Nagoya PR
新潟県出身、北海道育ち。仙台と名古屋のテレビ局でニュース番組の報道記者として働く。司法、行政、経済など幅広い分野で、取材、撮影、編集、リポートを担い、情報を「正しく」「迅速に」伝える技術を磨く。
「美しい宇宙」という言葉から名付けた愛娘を教育する中で、環境問題に自ら一歩踏み出す必要性を感じ、FabCafeNagoyaにジョイン。「本質的×クリエイティブ」をテーマに、情報をローカライズして正しく言語化することの付加価値を追求していく。
趣味はキャンプ、メディテーション、ボーダーコリーとの戯れ。
新潟県出身、北海道育ち。仙台と名古屋のテレビ局でニュース番組の報道記者として働く。司法、行政、経済など幅広い分野で、取材、撮影、編集、リポートを担い、情報を「正しく」「迅速に」伝える技術を磨く。
「美しい宇宙」という言葉から名付けた愛娘を教育する中で、環境問題に自ら一歩踏み出す必要性を感じ、FabCafeNagoyaにジョイン。「本質的×クリエイティブ」をテーマに、情報をローカライズして正しく言語化することの付加価値を追求していく。
趣味はキャンプ、メディテーション、ボーダーコリーとの戯れ。