Column

2020.6.9

【医療機関向けにも対応】社会復旧や第二波対策に向けた3Dプリント製フェイスシールドの量産販売をFabCafeが支援 – How to make it Safe

FabCafe編集部

FabCafe Tokyoでは、「How to make it Safe」というオンラインイベントコミュニティを立ち上げ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策を中心にナレッジを共有するトークイベントなどを運営しています。デジタル工作機器などを活用し、フェイスシールドやマスクを制作する際にどのような点に注意すべきか、またどうすれば安全にユーザーへ届けることができるのかをディスカッションしています。その知見を活かして、FabCafe Tokyoでも実際に製品を医療機関への納品なども実施しています。

今回、「How to make it Safe」を共同運営している株式会社NODE MEDICALが開発しているフェイスシールドに、FabCafe Tokyoも製造協力をしています。本フェイスシールドは、医療従事者なども安心して活用できるレベルの消毒処理を施し、取り扱いの手順書も同封され、活用時に清潔な状態を保つことが可能な仕様となっています。


▲株式会社NODE MEDICALのウェブサイトで販売を行っております

フレーム部分は3Dプリンターで出力し、シールド部分をFabCafeのレーザーカッターでカットしており、多くの部分をデジタル工作機器を活用して制作しています。

自粛期間も解除され、これからの社会の復旧に向けた経済活動の再開時に、対面のリスクがある方に向けて、活用されることを願って制作しました。また、特に医療機関に向けては、供給が不安定であることが予想されるため、最前線の現場で働いている方を応援するための割引価格を設けております。

必ず来ると言われる第二波や、最大限のリスク回避を意識してサービス再開を目指す事業者のみなさまと、少しずつではありますが、進んでいけることを願っています。

 

※東京都内の医療機関のPCR検査でも用いられています。

 

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  • FabCafe編集部

    FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。

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