FabCafe Tokyoでは世界中の色々なコーヒー豆を、様々なロースターさんたちを通じて定期的にご用意しています。
一杯のコーヒーの背景に広がる様々な物語を皆様にお届けします!
このブログを通してFabCafe Tokyoのコーヒーに興味が湧いたり、コーヒーが好きになってくれたら幸いです。
皆さんのFabCafeでのコーヒーライフがもっと素敵な時間になりますように!
COLOMBIA
– Santa Elena –
roasted by
FUGLEN COFEE ROASTERS TOKYO
ネクタリンやベリーの果実味、紅茶のような質感。
きび砂糖のような優しい甘さ
多彩な要素が生み出すコロンビアの名声
言わずと知れたコーヒーの名産地、コロンビア。
その歴史は実は遥か遠くにあり、1世紀以前にイエズス会の新婦たちによって導入されたと考えられています。しかし19世紀までは大規模な商業産業として確立されることはありませんでした。商業生産が始まると、コロンビアのコーヒーは急速に名声を博しました。最初の商業コーヒーは、ベネズエラとの国境近くの北東部に設立されました。
コロンビアのコーヒー生産者は、約54万人おり、そのほとんどが小規模農家です。彼らは農業GDPの約16%を貢献し、自身の農園でコーヒーの栽培から加工まで行っています。その中でも重要な概念が『ミタカ収穫』と呼ばれる収穫方法です。通常は年に2回の収穫が行われ、その後に行われる追加の収穫であるミタカは、メインの収穫期に続いて行われます。これにより、農家は一年を通じてコーヒーを供給し、収入を安定化させることができるのです。ミタカ収穫は、コロンビアの農家にとって重要な戦略であり、季節的なリスクを軽減し、持続可能なコーヒー農業を支えています。
コロンビアでは現在、全土の32県のうち20県でコーヒーが広く商業的に栽培されています。その中で特に有名なのが『エヘ・カフェテロ』、通称『コーヒー三角地帯』です。この地域はカルダス、キンディオ、リサラルダの3つに分かれており、国内のコーヒー生産の15%を占めています。エヘ・カフェテロはコロンビアのコーヒー文化の象徴であり、美しい自然景観の持続可能な農業の実践が調和し、地域経済と生態系保全に貢献しているため、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
コロンビアのコーヒーは、北部、中部、南部といった多様な地域で栽培されており、それぞれの地理的条件がコーヒー豆の特性に影響を与えています。北部のマグダレーナ、サンタンデル、ノルテ・デ・サンタンデルで栽培されるコーヒーは、深い土の味わいと適度な酸味、ナッツやチョコレートを彷彿とさせる高い香りが特徴です。一方、中央地域であるカルダス、キンディオ、リサラルダなどで栽培されるコーヒーは、全体的にバランスの取れた味わいとフルーティーでハーバルなノートで称賛されています。さらに南部のカウカ、ナリーニョ、ヒラ、トリマ南部地域では、高い甘味と柑橘系のノートを持つ滑らかなコーヒーが評価されています。
今回のコーヒー豆は、コロンビアの南部に位置するウィラから。
アンデス山脈からマグダレナ河が流れ出るウィラは、火山灰による肥沃な土地が点在し、山あいの谷が年間を通して安定した気候を提供する奇跡の土地です。この地域では、豊富な自然と多様な動植物たちが息づき、標高と気候に応じて変化する景色が特徴です。曇りが多く日照時間が短い環境下で、海抜1000メートル〜2200メートルまでの広範囲の地域でコーヒーが栽培されています。地域のコーヒー生産者は組合を形成し、みんなで協力し合いながら、16,000ヘクタール以上の広大な土地でコーヒーを育て、ウィラ産の最高級品質のコーヒーを生産しています。さらにウィラは、特定の地域で生産されたコーヒーの品質と特性を保証し、地域名の適正使用を確保することで、消費者の信頼と生産者の利益を保護・促進する制度により産地ブランドが保護され、これにより消費者は安心して本物のウィラ産コーヒーを選ぶことができます。
世界屈指のコーヒー生産地として名高いコロンビア、そこにはコーヒーに関わる多彩な要素とそこに住む人々の工夫、そしてそれに呼応するように織りなす豊かなコーヒーの風味が理由にありました。
FabCafe Tokyo バリスタ
篠田花
生産国 |
COLOMBIA |
生産地域 | Santa Elena |
生産者 | Maria Damaris Medina |
標高 | 1836メートル |
精製方法 | Washed |
品種 | Pink Bourbon |
焙煎 |
FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO |
コメント |
爽やかで引き締まったストーンフルーツやベリーの果実味と、紅茶のような軽い口当たりが特徴の、 |
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FUGLEN COFFEE ROASTERS
2012年に海外進出第一号店として “FUGLEN TOKYO”を誕生させ、ノルウェーのコーヒーカルチャーを紹介すると同時に、移り変わる東京のコーヒーシーンからも多くを得ました。
そして、2年後の2014年、私たち FUGLEN COFFEE ROASTERS は 最高品質のコーヒーを焙煎するマイクロロースターとして東京・渋谷で焙煎を始めました。
私たちは季節毎の、新鮮で最高においしいコーヒーを世界中の農園から、透明性の高いルートで購入しています。
また毎年生産者を訪ね、コーヒーが栽培される環境や、生産される工程を確認し、生産者と私たちが、ともに幸せになれるコーヒーを提供するようつとめています。web : https://fuglencoffee.jp/
2012年に海外進出第一号店として “FUGLEN TOKYO”を誕生させ、ノルウェーのコーヒーカルチャーを紹介すると同時に、移り変わる東京のコーヒーシーンからも多くを得ました。
そして、2年後の2014年、私たち FUGLEN COFFEE ROASTERS は 最高品質のコーヒーを焙煎するマイクロロースターとして東京・渋谷で焙煎を始めました。
私たちは季節毎の、新鮮で最高においしいコーヒーを世界中の農園から、透明性の高いルートで購入しています。
また毎年生産者を訪ね、コーヒーが栽培される環境や、生産される工程を確認し、生産者と私たちが、ともに幸せになれるコーヒーを提供するようつとめています。web : https://fuglencoffee.jp/
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FabCafe編集部
FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。
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