Column

2024.8.25

【Coffee Magazine】THAILAND KlangKlang 「タイの山岳地帯から世界へと広がる味わい」

THAILAND
KlangKlang

FabCafe編集部

FabCafe Tokyoでは世界中の色々なコーヒー豆を、様々なロースターさんたちを通じて定期的にご用意しています。

一杯のコーヒーの背景に広がる様々な物語を皆様にお届けします!
このブログを通してFabCafe Tokyoのコーヒーに興味が湧いたり、コーヒーが好きになってくれたら幸いです。

皆さんのFabCafeでのコーヒーライフがもっと素敵な時間になりますように!

THAILAND
– KlangKlang –
roasted by
AKHA AMA COFFEE

チョコレートのようなカカオ感、
サトウキビのようなほんのり甘いジューシーさ、
プルーンのような果実味が特徴

こだわりが詰まったコーヒーのラインナップ

FabCafe Tokyoの最大の魅力の一つは、その日の気分で好きな一杯を手軽に選べること。

私たちは提供するコーヒー豆を一種類に限定せず、複数のラインナップを取り揃え、お客さんにその中から自分でコーヒー豆を選んでもらうスタイル。そのラインナップは、サードウェーブコーヒーの先駆けとも言われる『FUGLEN TOKYO』や、個性あふれるシングルオリジンコーヒーの魅力を伝え続ける『LIGHT UP COFFEE』、珈琲を通じた人との繋がりを追求し続ける『LILCRIB COFFEE』など、私たちが自信を持って厳選したロースターさんたちの豆で成り立っています。

FabCafe Tokyoのコーヒーラインナップでは、現在ブレンドコーヒーは1種類のみ。
今は、タイ北部の山岳地帯のアカ族の村で栽培されるオーガニックでサステナブルなコーヒーを焙煎するカフェ、アカアマコーヒーのものをお取り寄せしています。

実は私たちは元々、浅煎りのシングルオリジンコーヒーのみでラインナップを揃えてきました。しかし、お客さんにシングルオリジンコーヒーの特定の風味のみならず、もっと幅広くコーヒーを楽しんでほしいという想いから、ブレンドコーヒーも取り入れるようになりました。そうすることで、浅煎りのシングルオリジンのフルーティーでフローラルな風味や爽やかな酸味に加え、バランスの取れた少し苦味のあるコク深い味わいも選ぶことができるようになりました。コーヒーを飲みに来店してくれる方の中には、苦めのコーヒーを好んで飲む人も多く、ブレンドコーヒーは大変人気の一品です。

 

アカアマコーヒーとの出会い

アカアマコーヒー(AKHA AMA COFFEE)の大元は、中国からミャンマーを通って難民としてその地へと逃れてきた少数民族アカ族によって栽培される有機アラビカコーヒーです。アカ族は、タイの山岳地帯に伝統的な農業技術と独自の文化を持つ少数民族であり、彼らの手によって育てられるコーヒーは、その豊かな風味と社会的意義で知られています。

アカアマコーヒーのプロジェクトは、現オーナーのリーさんによって2008年に設立されました。元々はリーさんのお母さんが、子供達を学校に通わせるための現金収入源として取り組んでいたコーヒー栽培。その後大学を卒業したリーさんは、海外でコーヒーについて学んだあと、現在のアカアマコーヒーとなる小さなカフェを開きます。現在はチェンマイの街中に2店舗、郊外に大きなロースターを併設したファクトリーを備え、タイの国内はもちろん、世界中にコーヒー豆を届けています。さらに、アカ族の農家に対して持続可能な農業の支援と生活の向上を目指しており、コーヒー生産の品質向上だけでなく、地域社会全体の発展にも貢献しています。コーヒーの栽培は、標高の高い地域で行われており、特に適した気候と土壌がコーヒーの品質を高めています。アカアマコーヒーは、フルーティーな酸味とナッツのような風味が特徴で、その風味は多くのコーヒー愛好者に評価されています。栽培方法としては、有機農法を採用しており、化学肥料や農薬を使用せず、自然との調和を重視した方法でコーヒーが育てられています。これにより、コーヒーの品質を保ちながら環境への負荷を最小限に抑えています。

また、アカアマコーヒーのプロジェクトは、地域社会への貢献にも力を入れています。コーヒーの収益の一部は、教育、医療、インフラ整備など、地域社会の発展に使われています。これにより、アカ族の生活水準の向上だけでなく、地域全体の持続可能な発展に寄与しています。プロジェクトは、コミュニティの力を引き出し、地域のリーダーシップを育成することにも注力しており、社会的なエンパワーメントを促進しています。

アカアマコーヒーさんのKhemkhonに代わり、今回はKlang Klangをチョイス。

Klang Klangは、ブレンドならではの爽やかな苦味と深いコクが特徴です。ハンドドリップやラテ、どれでもその風味をしっかりと楽しむことができます。また、私たちが日替わりエスプレッソで作るティラミスにも、Klang Klangのコーヒーが使われます。Klang Klangを使用したティラミスは、程よい苦味が心地よく、スタッフにも常連のお客さんにも人気の一品です。

FabCafe Tokyoが取り扱う唯一のブレンド ”Klang Klang”をぜひ、店頭にてお楽しみください。


FabCafe Tokyo バリスタ
篠田花

生産国

THAILAND

生産地域 Doi Chang village, Chiang Rai
生産者
標高 1,200メートル
精製方法 Washed
品種

焙煎

AKHA AMA COFFEE
コメント

バランスのとれた酸味と幅広い果実味を持つフルボデのコーヒー。 ほのかなスパイシーさが香りを引き立て、クリーンな後味。
チョコレートのようなカカオ感、サトウキビのようなほんのり甘くてジューシーさ、プルーンのような果実味が特徴です。
初めての方や、どのコーヒーにしたらよいか分からない方はぜひこちらのコーヒーを選んでみてください。

  • AKHA AMA

    AKHA AMA COFFEEは、2010年にタイのチェンマイにオープンした小さなコーヒー屋さん。

    AKHAは少数民族アカ族の”アカ”、AMAは現地の言葉で”お母さん”の意味でアカアマコーヒー。
    タイ北部、チェンライに位置する山奥、アカ族の村で持続可能な農法で作られているコーヒーです。

    小さなコーヒー屋さんは、チェンマイでは大人気、タイの国中にその名を広めた有名店。

    村のお母さんたち、そしてコミュニティの人たちの思いのこもった高品質なコーヒー豆をお届けしています。

    サイト:https://akhaama.jp

    AKHA AMA COFFEEは、2010年にタイのチェンマイにオープンした小さなコーヒー屋さん。

    AKHAは少数民族アカ族の”アカ”、AMAは現地の言葉で”お母さん”の意味でアカアマコーヒー。
    タイ北部、チェンライに位置する山奥、アカ族の村で持続可能な農法で作られているコーヒーです。

    小さなコーヒー屋さんは、チェンマイでは大人気、タイの国中にその名を広めた有名店。

    村のお母さんたち、そしてコミュニティの人たちの思いのこもった高品質なコーヒー豆をお届けしています。

    サイト:https://akhaama.jp

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  • FabCafe編集部

    FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。

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