Column

2023.12.15

【Coffee Magazine】ETHIOPIA – RIRIPA – 「”From Seed to Cup”を体現する一杯」

RIRIPA
リリパ

FabCafe編集部

FabCafe Tokyoでは世界中の色々なコーヒー豆を、様々なロースターさんたちを通じて定期的にご用意しています。

一杯のコーヒーの背景に広がる様々な物語を皆様にお届けします!
このブログを通してFabCafe Tokyoのコーヒーに興味が湧いたり、コーヒーが好きになってくれたら幸いです。

皆さんのFabCafeでのコーヒーライフがもっと素敵な時間になりますように!

ETHIOPIA
– RIRIPA –
roasted by
FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO

オレンジ、パパイヤのような果実感、紅茶を思わせる余韻

「”From Seed to Cup”を体現する一杯

コーヒー発祥の地「エチオピア」で、新しい名産地が生まれようとしています。
まだ手つかずの自然が広がる「Riripa(リリパ)」で高品質のチェリーを栽培し、高い技術で精製、
そしてFUGLENの美しい焙煎を施されたコーヒーは、まさにサラブレットのようなコーヒーです。

「大自然でつくられるサラブレット」

エチオピアはコーヒー発祥の地として有名で、そのコーヒーは地域ごとに異なるプロファイルを持つ多様性が魅力です。気候、土壌、土着品種の違いから、同じエチオピアのコーヒーでもさまざまな風味が楽しめます。

今回のコーヒーの舞台は、エチオピア中南部の位置するWest Ars(ウエスト・アルシ)のRiripa(リリパ)で、アディスアベバから南に400キロの場所です。このエリアはかつて車の通行が難しい場所で、コーヒーの栽培はあまり行われていませんでした。しかし、最近になって小規模なコーヒー生産者がWild Forest Coffee(森林と混在するコーヒー栽培)の精製ポイントを開設し、生産が拡大しています。

「 Riripa Washing Station ( リリパ・ウォッシングステーション )」は、このウエストアルシに位置し、標高1900-2100mの自然に囲まれたバレ山国立公園内にあります。密な森陰を活かしたコーヒー栽培が行われています。

Riripa(リリパ)はかつてはあまり知られていなかったエリアでしたが、豊富な降雨と時折のにわか雨があり、コーヒー栽培に適した場所となっています。ここのコーヒーは明るいオレンジやピーチのような果実味、微かな粘性を感じるトロピカルフルーツの印象、そしてエチオピアらしい紅茶の風味と質感を持っており、注目を集めています。

手つかずの大自然で栽培されるコーヒーですが、精製過程は非常に整えられています。収穫されたコーヒーは水でのフローティングでGrade1-4に分類され、セラミック製の発酵槽でパーチメントは72時間の均一性の高い発酵を行い、丁寧に洗浄されて乾燥します。

このようにこれらの世界最高の気候・土壌・品種、そして精製技術で生産されたコーヒーは、圧倒的な華やかさとクリーンな味わいを備えています。また今回の焙煎はFUGLENが行い、そのムラのない美しい焙煎と徹底された品質管理は、「From Seed to Cup」を体現した一ロットと言えます。

FabCafe バリスタ
大西 陽

生産国

エチオピア

生産地域 オロミア > ウエスト・アルシ > ネンセボ > リリパ 
精製所 リリパ・ウォッシングステーション
標高 1,900 – 2,100m
品種 WASHED

焙煎

FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO
コメント

オレンジ、パパイヤのような果実感、紅茶を思わせる余韻

  • FUGLEN COFFEE ROASTERS

    2012年に海外進出第一号店として “FUGLEN TOKYO”を誕生させ、ノルウェーのコーヒーカルチャーを紹介すると同時に、移り変わる東京のコーヒーシーンからも多くを得ました。
    そして、2年後の2014年、私たち FUGLEN COFFEE ROASTERS は 最高品質のコーヒーを焙煎するマイクロロースターとして東京・渋谷で焙煎を始めました。


    私たちは季節毎の、新鮮で最高においしいコーヒーを世界中の農園から、透明性の高いルートで購入しています。
    また毎年生産者を訪ね、コーヒーが栽培される環境や、生産される工程を確認し、生産者と私たちが、ともに幸せになれるコーヒーを提供するようつとめています。

    web : https://fuglencoffee.jp/

    2012年に海外進出第一号店として “FUGLEN TOKYO”を誕生させ、ノルウェーのコーヒーカルチャーを紹介すると同時に、移り変わる東京のコーヒーシーンからも多くを得ました。
    そして、2年後の2014年、私たち FUGLEN COFFEE ROASTERS は 最高品質のコーヒーを焙煎するマイクロロースターとして東京・渋谷で焙煎を始めました。


    私たちは季節毎の、新鮮で最高においしいコーヒーを世界中の農園から、透明性の高いルートで購入しています。
    また毎年生産者を訪ね、コーヒーが栽培される環境や、生産される工程を確認し、生産者と私たちが、ともに幸せになれるコーヒーを提供するようつとめています。

    web : https://fuglencoffee.jp/

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  • FabCafe編集部

    FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。

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