Event report

2019.8.20

やがてそれは日常に溶け込む――未来の昆虫食“文化”を先取りして魅せた「ナナナナ祭2019イベント WHAT’S NEXT? -新食視点-」実食レポート

BUGOLOGY

大西 陽

FabCafeTokyo / FabCafeMTRL スタッフ

2019年2月29日にBUGOLOGYが企画し、ナナナナ祭2019で開催した「WHAT’S NEXT? -新食視点-」のレポートが100BANCHに掲載されました。

▶︎ https://100banch.com/magazine/20693/


 

【bugology event no.1 『WHAT’S NEXT? -新食視点-』@ナナナナ祭・100banch】

「bugology event」昆虫食に取り組むクリエイター・料理家とbugologyの共同開催したイベントの模様をお届けするシリーズ2019.07.07.「未来の昆虫食レストラン」を体験するイベント『WHAT’S NEXT? -新食視点-』を共同開催! 昆虫料理レストラン『ANTCICADA』のオープンを数ヶ月後に控える篠原祐太さんとレストランのチームと共に、「美味しい昆虫料理」だけに留まらない未来の昆虫食文化を「ひとつの体験」として届けるべく、広い分野のクリエイターを巻き込んで「未来の昆虫食レストラン」を再現しました。来場されたお客様から大盛況だった当日の模様を動画にてお届けします!『WHAT’S NEXT? -新食視点-』についてパナソニック・ロフトワーク・カフェカンパニーの3社が共同で手掛ける若手支援プロジェクト『100banch』が毎年開催するイベント「ナナナナ祭」の一環として開催された『bugology』と『ANTCICADA』の両チーム共同で開催した「未来の昆虫食レストラン」を体験するイベント。bugologyが今後継続して行っていく昆虫料理のアーカイブ冊子「bugology recipe archives」を応用した料理のメニュー表、ミラノサローネ2019に作品出展を果たした新進気鋭のプロダクトデザイナー・高本夏実さん制作の「蝉が木の幹から樹液を飲む」を追体験するドリンク容器、デザイナー・風祭あゆみさん制作の「地球で最も多様な生物種・昆虫のように今後多様化していくだろう昆虫料理の、多様なディスプレイの可能性」を追求した連結プレートなど、『ANTCICADA』が腕を奮って開発した「美味しい昆虫料理」を取り巻く様々なプロダクトたちをセットにして、「ひとつの食卓体験」を作り上げました。

bugologyさんの投稿 2019年8月6日火曜日

「虫を食べる」という行為について、貴方はどう感じますか?
「全然大丈夫」という人より、「ちょっと、いや、かなり抵抗があるな……」と思う方のほうが、おそらく多いかと思います。

でも、それは一体なぜでしょうか?
「虫は食べものじゃないから」――決してそんなことはありません。日本では珍しいかもれませんが、現状でも世界では約1900種類もの昆虫が食べ物として扱われていて、20億人以上がそれらを食べて生活しています。

「それでも、虫を食べるなんて普通じゃない」―—確かに、現在の日本ではあまり普通ではないかもしれません。けれども一昔前にさかのぼれば、日本でも日常的に虫が食べられていた記録は、至る所に残っています。時の流れと共に「普通」は変わるものです。今だって、長野県や岐阜県などを中心に、イナゴや蜂の子を佃煮などにして、日常的に食べている地域は存在します。

世界規模で増え続ける人口に対して、食糧生産が追い付かなくなってきている昨今、「昆虫」は貴重な食糧資源として注目を集めてきています。100年後の未来では、「肉」「魚」「野菜」といった食材のジャンルに、当たり前に「昆虫」が並んでいるかもしれません。

……「昆虫」が当たり前に食材として受け入れられるようになった未来の社会では、どんな昆虫食が存在していると思いますか? 罰ゲーム的に扱われるような認識を乗り越えて、料理として、文化として純粋に洗練されていった先の「ムシ料理」は、一体どんな進化を遂げているのでしょうか?

そんな未来のムシ料理を味わえるイベント「WHAT’S NEXT? -新食視点-」が、先日100BANCHで行なわれました。本記事では、このイベントの実食の感想も合わせたレポートを“昆虫食が当たり前になっている未来の食レポ”風にお届けします。

(執筆:西山 武志 写真:鈴木渉)

Author

  • 大西 陽

    FabCafeTokyo / FabCafeMTRL スタッフ

    欧州を中心にファッションデザイナーとして活動後、2012年帰国。
    複眼的な視点を持ちたいという思いから、分野の垣根を超えた接点を持つ食の分野に興味を抱く。2o14年よりFabCafe Tokyoでディレクター、リードバリスタ、コミュニティマネジャーとして勤務し、FabCafeに集まる多種多様なコミュニティと多くの企画やプロジェクトを立ち上げる。

    欧州を中心にファッションデザイナーとして活動後、2012年帰国。
    複眼的な視点を持ちたいという思いから、分野の垣根を超えた接点を持つ食の分野に興味を抱く。2o14年よりFabCafe Tokyoでディレクター、リードバリスタ、コミュニティマネジャーとして勤務し、FabCafeに集まる多種多様なコミュニティと多くの企画やプロジェクトを立ち上げる。

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